チェコの11月インフレ率2.6%、5カ月ぶり低下

チェコ統計局(CSU)が先ごろ発表した2017年11月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で2.6%の増加にとどまり、上げ幅は前月から0.3ポイント縮小した。インフレ率の低下は5カ月ぶり。

構成比重の高い「食品・非アルコール飲料」(5.7%)、「住居・水道光熱費」(2.3%)、「自動車燃料含む運輸」(2.8%)がそれぞれ上昇し、全体をけん引した。「ホテル・レストラン」(6.1%)、「医療」(4.6%)も上げ幅が大きかった。

「郵便・通信」は1%、「衣料品・靴」は0.5%下落した。

同国の2017年のインフレ率は4月の2%を底に、2.2%~2.9%の間で推移していた。過去12カ月(16年12月~17年11月)の平均インフレ率は2.4%だった。

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