オーディオテクノロジーのスタートアップ企業。音楽の制作現場向けに、キャリブレーション※ソフトウエア「Reference」シリーズを開発・販売している。本格的なスタジオだけでなく、自宅で編集作業をする場合にも、現状の室内環境で理想的な音づくりが可能になる。同ソフトは2016年のリオデジャネイロオリンピックで開会式の音響調整用に使われた。
2013年設立の同社はスタッフ数24人で、15年にReferenceを発表した。同ソフトは現在、バージョン4が発売されており、WindowsとMacの両OSに対応する。同社の16年の売上高は92万3,000ユーロ。欧米のほか日本でも商品を展開している。
※キャリブレーション:音の周波数の補正のこと。再生環境によって左右される音の聞こえ方を、周波数を変えることで理想的な状態に整える作業。
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