ハンガリー通信大手ディジ、携帯通信サービス開始を6月に延期

ハンガリー通信大手のディジ(Digi)が携帯電話サービスの開始を当初予定の3月21日から6月15日に延期する。ローミング・サービスの条件で他の事業者との合意が難航していることが背景にあるもようで、開始がさらに遅れる可能性もある。16日付け現地経済紙『ヴィラークガズダシャーグ』が報じた。

ディジはルーマニアに本拠を構える中東欧通信サービス大手RCS&RDSの子会社で、2011年にハンガリーで固定回線、ケーブル、インターネットの各サービスを開始した。有料テレビとブロードバンド・サービスに強みを持つ。

携帯通信サービスでは14年に事業ライセンスを取得したが、競合のマジャールテレコム、テレノール、ボーダフォンが迅速にサービスを開始した一方で、大きく出遅れている。

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