破産したセルビア製薬会社の資産、来月に入札で売却

セルビア倒産監督庁(ALSU)は19日、破産した製薬会社ユーゴレメディヤ(Jugoremedija)の資産を入札にかけると発表した。来月19日に応札を締切り、同日中に希望関係者立ち合いの下で開札する。推定時価は38億8,700万ディナール(3,280万ユーロ)に上る。

入札対象の資産は、◇国内北部ズレニャニンの工場及び設備◇株式資産◇車両28台――など。応札には7億7,700万ディナールの保証金を納めることが求められる。

ユーゴレメディヤは2016年の秋、ズレニャニン商業裁判所から債務履行のため資産売却を命じられたのをきっかけに、破産手続きを開始した。当初、同社の入札は昨年10月に計画されていたが、債権者の求めで中止されていた。(1RSD=1.14JPY)

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