スロバキア、山間都市で電動バスの試験運行開始

スロバキア中北部にある山間都市ポプラトで23日、電動バスの試験運転が開始された。使用されるバス車両「レオニス・エレクトリック」は、同国唯一のバスメーカー、トロリガバスが2年をかけて開発したもの。動力は電気モーターのみで、車内の暖房にはモーターの余熱を利用する。4時間の充電で200キロメートルを走行することができる。試験期間は半年から1年を予定する。

ポプラトのシュヴァゲルコ市長は、将来的に市の公共交通では電動バスのみを利用していく方針を明らかにした上で、「まずは試験を通じ、現在の気温下で充電や走行が可能かどうかを見たい」と述べた。

上部へスクロール