ポーランド12月PPI、0.3%上昇

ポーランド中央統計局(GUS)が先ごろ発表した2017年12月の生産者物価指数(PPI)は前年同月比で0.3%の上昇にとどまり、上げ幅は前月の1.8%から1.5ポイント縮小した。PPIの低下は3カ月連続で、2016年9月以来の低水準となった。前月比では0.3%低下。2017年通年では前年から2.9%上昇した。

PPIを産業別に見ると、製造業が前年同月比で0.5%、通年で2.4%それぞれ上昇した。鉱業・採石業は12月に0.9%下落したものの、通年では19.4%の大幅上昇となった。電気・ガス・空調・スチームは11月にマイナス0.5%、12月はマイナス0.6%と2カ月連続でマイナスとなり、通年で0.2%のゆるやかな上昇にとどまった。

同日発表した建設・組立業界の12月生産者価格は前年同月比で1.4%上昇し、前月の1.2%から上げ幅が広がった。通年では0.6%上昇した。

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