EBRD、中央アジアで金融機関のSME融資を支援

欧州復興開発銀行(EBRD)は1月30日、カザフスタンなど中央アジア4カ国を対象にした「地域小規模事業プログラム(RSBP)」を立ち上げた。欧州連合(EU)が資金を拠出し、EBRDが運営するもので、オンラインプラットホームを通して現地金融機関が中小企業(SME)融資のノウハウを共有できるようにする。これにより、同地域での中小企業融資に関する専門性や商品開発能力が向上し、融資が活発化することを期待する。

RSBPの利用対象はカザフスタン、キルギス共和国、タジキスタン、ウズベキスタンのマイクロ・中小企業融資を行う金融機関。デジタルツールを通して同分野の専門知識や情報を共有するほか、オンライン研修を行い、スキル向上を図る。また、融資仲介機関がEBRDの融資経験を参照できるようにする。

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