米アクセンチュア、ハンガリーIT事業強化

米総合コンサルティング大手のアクセンチュアがハンガリーのIT事業を強化する。今年に200人を増員するほか、2016年秋に開設したブダペストの先進技術センターの技術サービスとデジタル開発能力を拡充する計画だ。1月31日付の現地英字紙『ブダペスト・ビジネス・ジャーナル』が報じた。

アクセンチュアは現在、ブダペストの2つの拠点を通して、主に欧州の顧客にサービスとソリューションを提供する。市中心部のオフィス(従業員約200人)は工業分野向けのモノのインターネット(IoT)サービスに、ヴァーツィ・ビジネスパークにある先進技術センターに(従業員150人)はデジタル技術サービスに力を入れている。

アクセンチュアは全世界に50超のグローバル・テクノロジーデリバリーセンターを構え、顧客サービスを展開してきたが、イノベーションと最先端技術に注力する戦略のもと、年初に先進技術センターに名称変更した。ブダペスト拠点もネットワークの一員として、顧客サービス向上のため北米や西欧の専門家との連携を図る。

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