ハンガリー、産業用ロボットが13%増加

国際ロボット連盟(IFR)が先ごろ発表した最新レポートによると、ハンガリーの2016年の産業用ロボットの利用台数は前年比で13%増加した。11年から16年にかけての平均増加率は年率18%だった。IFRでは今後も同様のペースで増加するとみている。

労働者1万人当たりのロボット利用台数は57台で、世界全体で32位だった。自動車産業での利用が最も多く、1万人当たりの利用台数は281台に上った。

労働者1万人当たりの利用台数を国別にみると、中東欧ではスロバキア(135台)とチェコ(101台)が上位に入った一方、ポーランドは32台にとどまった。欧州諸国における平均値は99台だった。世界全体では韓国が631台、シンガポールが488台、ドイツが309台で上位に入った。

IFRによると、ハンガリーにおけるロボットの販売台数は2017年から20年にかけて自動車産業を中心にさらに伸びる見通しだ。