白物家電のゴレニア、提携候補を来月決定

スロベニア白物家電大手のゴレニアは2日、戦略提携先の選定について中間報告を発表した。来月半ばに候補企業を選び、買収監査(デューディリジェンス)など、さらなる手続きに入る。

ゴレニアは昨年12月、白物家電業界の大手企業に対し、資本参加の可能性を含む提携を打診した。その上で先月後半、関心を示す企業に自社の情報および入札案内書(プロセスレター)を送付し、3月7日までに意向表明書を提示するよう求めた。

ゴレニアは3月半ばまでに意向表明書の内容を検討して提携候補を決め、買収監査手続きに入る。提携候補には、ウェブサイト上のファイル共有システムであるバーチャルデータルーム(VDR)へのアクセスのほか、工場見学や、経営者同士のトップ面談の機会を提供する。

提携候補企業がゴレニアの主要株主と直接、提携について会談することも想定しているという。

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