ハンガリー中央統計局(KSH)が5日発表した2017年12月の小売業売上高(季節調整済み)は前年同月比で5.9%増加したものの、上げ幅は前月の6.7%から縮小した。17年通期では前年比で4.8%増加した。
12月を業態別にみると、非食品が10.4%と大きく伸びたほか、食品・飲料・たばこは2.1%、自動車燃料は4.1%の幅で上昇した。
17年通期では、非食品が8.3%、食品・飲料・たばこは2.6%、自動車燃料は3.3%それぞれ上昇した。
同業売上高の今年の見通しについて、ハンガリー貯蓄銀行(Takarek Bank)は5%増、オーストリアのエルステ銀行は4.5%増と予測している。