VWスロバキアが一時生産縮小、新モデル生産準備で

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)はこのほど、スロバキアのブラチスラバ工場の生産を一時縮小した。新モデル生産に向けた準備が理由。同工場では今年秋から、アウディの大型SUV「Q8」とVWのクロスオーバーSUV「トゥアレグ」の生産開始を予定している。

VWスロバキアのスポークスマンによると、今回の生産縮小は車体工場と組立工場、試験走行場の各施設を拡張するための一時的措置となる。従業員の給与は据えおかれる。

ブラチスラバ工場は昨年12月に新生産施設を稼働し、ポルシェ「カイエン」を完全生産する態勢を整えた。工場床面積は200万平方メートルに拡大している。

「Q8」は3月初旬のジュネーブモーターショーで、「トゥアレグ」は同月末の北京モータショーでそれぞれ公開される予定。

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