ハンガリー鉱工業生産、12月は0.5%減

ハンガリー中央統計局(KSH)が13日発表した2017年12月の鉱工業生産高(確報値、稼働日調整済み)は前年同月比で0.5%減少した。同業生産高の減少は8カ月ぶり。

分野別でみると、構成比重の大きい製造業が0.5%減少したほか、エネルギーは1.8%、鉱山・採石業は2%後退した。

製造業では「機械・設備」が22%の大幅減となったほか、「コンピューター・電子・光学製品」も1.4%減少した。構成比で12%を占める「食品・飲料・たばこ」は0.5%縮小した。

一方、鉱工業生産全体の約3割を占める「輸送機器(自動車含む)」は4.6%増加した。自動車部品の生産が8.2%伸びてけん引した。「ゴム・プラスチック・非金属鉱物」と「ベースメタル・金属加工品」はそれぞれ5.9%、5.6%拡大した。

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