トルコ統計局(TUIK)が15日発表した2017年11月の失業率は10.3%となり、前月から横ばいだった。前年同月比では1.8ポイント低下した。
15~24歳の若年失業率は前年同月比で3.3ポイント低下し19.3%となった。15~64歳の就業年齢層では1.8ポイント低下の10.5%に改善した。
労働参加率(LFPR)は52.8%で、前年同月比で0.7ポイント上昇した。性別で見ると、男性は72.1%、女性は33.8%で、それぞれ0.2ポイント、1.1ポイント上昇した。
就業者数は前年同月比で144万8,000人増えて2,851万5,000人となった。業種別の内訳は、農業が18.6%、鉱工業が19.2%、建設業が7.6%、サービス業が54.6%となっている。
失業率は2017年1月、10年以降で最も高い13%をつけたが、5月には10.2%まで改善した。その後7月に10.7%まで悪化したものの、8、9月は10.6%に下がっていた。