リトアニアのレーザー装置メーカー、エクスマ(EKSMA)が医療用レーザー装置の製造に乗り出す。現地経済紙『Verslo Sinios』が13日、エクスマのクプリオニス営業担当取締役の話として報じたもので、このほど韓国投資家との合弁会社、フォトサナ(PhotoSana)を資本金100万ユーロで設立した。詳細は明らかにしていない。
クプリオニス取締役によると、フォトサナは皮膚のシミ、ほくろ、入れ墨などを除去するための美容皮膚科用レーザー装置を製造する。製品は欧州市場に輸出する計画だ。
エクスマは1992年、実験用装置メーカーとして創業した。現在、実験用装置はビオエクスマ、精密光学コンポーネントはエクスマ・オプティックス、レーザー装置はエクスプラというグループ会社を通して事業展開している。