ラトビアの製薬大手オラインファーム(Olainfarm)は13日、ベラルーシ子会社で医療用ハーブを生産するNPKビオテストがオラインファーム製品を現地生産する計画を明らかにした。NPKが現地の認証を取得したことを受けたもので、今年中に5種類の製品の生産を開始する。NKPはまた、オラインファーム傘下で医療用サポーターを製造するトヌス・エラスト(Tonus Elast)の製品の流通販売も年内に開始する予定。
NPKビオテストは1990年にベラルーシ科学アカデミーの研究者が設立した。100種類以上の天然ハーブのほかサプリメントを生産しており、2017年の売上高は200万ユーロだった。
オラインファームはラトビア中部のオライネに本拠を置く。国内のほかロシア、ウクライナ、ベラルーシ、オランダなどで医薬品やサプリメント製品を販売している。2017年の売上高約9,200万ユーロのうちベラルーシは876万ユーロで、同社にとり4位の市場となっている。