ロシアのインフレ率減速、1月は2.2%

ロシアでインフレ率の減速が続いている。連邦統計局(ロススタット)が7日発表した今年1月のインフレ率は前月を0.3ポイント下回る2.2%となり、昨年1月からの下げ幅は2.8ポイントに上った。経済省は13日、インフレ率は今年3月にやや上昇するが、6月には2%まで低下するとの予測を明らかにした。中央銀行も第2四半期に2%近くまで下がる可能性を指摘。通期でも目標値の4%を下回ると予測している。

中銀は9日、低インフレが続いていることを受けて、政策金利を7.75%から7.5%へ引き下げた。今後、さらなる利下げも検討する姿勢だ。

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