ポーランド中央統計局(GUS)が20日発表した1月の鉱工業生産指数は前年同月比で8.6%上昇し、上げ幅は前月の同2.7%から大きく拡大した。上昇は9カ月連続。市場は8%の上昇を予測していた。
34業種のうち30業種でプラスとなった。上げ幅が最も大きかったのは「非金属鉱物製品」(22.9%)で、「金属製品」(18%)、「機械・設備」(16.9%)、「ベースメタル」(16.5%)、「紙・紙製品」(15.4%)、「ゴム・樹脂製品」(14.4%)、「木材・コルク・わら・籐製品」(14.3%)、「電気設備」(12.6%)、「家具製造」(12.2%)も大きく伸びた。
一方、「製薬」が20.5%と大きく後退したほか、「石炭・褐炭」(2.3%)も振るわなかった。
同日発表された1月の建設業生産指数は前年同月比34.7%の大幅増となった。