加リナマー、ハンガリー工場を増強

カナダの自動車部品・農機製造大手リナマーのハンガリー子会社リナマー・ハンガリーは、国内の3工場に86億4,000万フォリント(約2,765万ユーロ)を投じて生産能力を増強する。ハンガリーのシーヤールト外務貿易相が2月27日に明らかにしたもので、投資額のうち15億5,000万フォリントは政府の助成で賄う。

生産施設拡張に伴い、南東部のオロスハーザ工場とベーケーシュチャバ工場はそれぞれ119人、71人、北東部のジェンジェジュ工場では10人を増員する。向こう5年間で410億フォリント(1億3,050万ユーロ)超の増収を見込んでいる。

リナマーは1992年にハンガリーに進出。2,500人超を雇用し、自動車部品のほか収穫機のヘッダなどを製造する。同国事業の2017年の売上高は580億フォリント(1億8,560万ユーロ)だった。(1HUF=0.41JPY)

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