トルコの1-2月期新車販売、小型商用車は1割減

トルコ自動車販売協会(ODD)が2日発表した2018年1-2月期新車販売台数(乗用車・小型商用車)は8万2,085台となり、前年同期実績を0.25%下回った。乗用車が6万5,512台と前年同期比で3.5%増を確保した一方、小型商用車が10.79%減の1万9,573台に落ち込み、足を引っ張った。

ブランド別ではルノーが1万2,507台でトップ。以下、フォルクスワーゲン(VW、9,406台)、フィアット(9,289台)、フォード(8,245台)、現代自動車(5,211台)が続いた。国産車の比率は38%だった。

車格(セグメント)別ではC(ミディアム)が58%で1位だった。比較的税金が安いA(ミニ)、B(スモール)、Cを合わせた比率は83.5%に上った。

タイプ別ではセダン、ハッチバック、SUV(スポーツタイプ多目的車)の人気が高く、これら3種で全体の95%弱を占めた。

2月単月の販売台数は前年同月比0.09%増の4万7,009台。ここでも乗用車が3.59%増の3万5,901台と健闘したが、商用車は9.74%減の1万9,573台にとどまった。