ハンガリー経済成長率、2017年10-12月期は4.9%に

ハンガリー中央統計局(KSH)が6日発表した2017年10-12月期(第4四半期)の国内総生産(GDP、速報値)は前年同期比で4.4%増となり、上げ幅は前期の3.9%から0.5ポイント拡大した。通期では4%増加した。暦・季節調整後では、第4四半期が4.9%増、通期が4.2%増だった。

第4四半期は、建設業が36%の大幅増を記録して全体をけん引した。サービス業も3.6%増と好調だった。工業は2.9%増だった。

個人消費は5.2%、政府支出は8.8%、それぞれ増加した。設備投資は13.1%と大幅な伸びを示した。

輸出は8.3%、輸入は9.7%、それぞれ増加した。

通期でも建設業が32%と大幅に拡大した。工業は2.9%、サービス業は3.3%増加したが、農業は9%減少した。

個人消費は4.1%伸びた。一方で政府支出は0.4%縮小した。設備投資は17%増と好調だった。

輸出は7.1%、輸入は9.7%、それぞれ増加した。

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