ハンガリー中央統計局(KSH)が2月27日発表した2017年11月-18年1月期の失業率は3.8%となり、前年同期から0.5ポイント低下した。15~74歳の失業者数は17万3,700人で、2万4,300人減少した。
年齢別では15~24歳の若年層の失業率が10.6%とダントツで高く、25~54歳の働き盛り世代は3.4%、55~74歳の高年齢層は2.4%だった。失業率の低下幅は55~74歳の1.5ポイントが最も大きく、15~24歳は0.5ポイント、25~54歳は0.3ポイントにとどまった。
性別でみると、男性は1.1ポイント減の3.3%に改善したものの、女性は0.2ポイント増の4.3%に悪化した。
平均失業期間は15カ月で、失業期間が1年以上の長期失業者は全体の38.3%を占めた。
1月末時点の求職者数は26万7,000人で、前年1月末を7.3%下回った。