トルコ統計局(TUIK)が5日発表した2月の消費者物価指数(CPI)の上昇幅は前年同月比で10.3%となり、前月の10.4%から0.1ポイント低下した。インフレ率の低下は3カ月連続。過去12カ月の平均上昇率は11.2%だった。
構成比重の大きい「運輸(自動車用燃料を含む)」が13.2%の上昇にとどまった(前月は16%)。ほかに上昇幅が大きかったのは、「家具・家庭用品」(15.7%)、「衣類・靴」(11.8%)、「宿泊・外食」(11.5%)、「教育」(10.9%)、「その他の商品・サービス」(10.8%)、「食品・ノンアルコール飲料」(10.3%)だった。
上げ幅が最も小さかったのは「アルコール飲料・タバコ」(0.9%)だった。「通信」は0.1%値下がりした。