スイスの鉄道車両大手シュタッドラーがジョージアの首都トビリシに組立・修理工場の設置を計画している。ジョージア政府がこのほど明らかにしたもので、国鉄のサカルトヴェロス・ルキニグザとトビリシ市地下鉄に車両を供給し、保守・点検も行う。輸出も視野に入れる。立地には3つの候補地が検討されている。
シュタッドラーは2017年6月にジョージア経済省と最初の契約を結び、同国に投資する意向を示していた。すでに16年に同社の2階建て電気車両「KISS」を供給しているほか、隣国のアゼルバイジャンにも車両を供給している。