独コンチネンタルがセルビアにR&D拠点開設

独自動車部品大手コンチネンタルがセルビア北部のノヴィ・サドに研究開発(R&D)センターを開設した。現地のヴォイヴォディナ自治州政府が7日に明らかにしたもので、自動車の内装や安全制御システムの開発に取り組んでいく。投資額は100万ユーロ超。

同センターでは今後数年間でソフトウエアやエンジニアリング分野を中心に500人を雇用する。コンチネンタル・セルビアのツィオリンガ取締役は、「自動車の電子制御システムやスマートフォンを介した接続技術、自動運転、商用車向けのテレマティクス技術などは当地で行う研究開発事業の一例だ。我々は経験豊富なエンジニアや新卒者、IT系の学生を求めている」と述べた。

コンチネンタルは昨年3月、パワートレイン用ホースラインなどの生産施設をセルビア北部のスボティツァ経済特別地区に開設した。

上部へスクロール