スロバキアの2月インフレ率2.1%、前月から低下

スロバキア統計局が14日発表した2月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で2.1%上昇し、上げ幅は前月から0.3ポイント縮小した。インフレ率の低下は9カ月ぶり。価格変動の激しい食品と燃料を除いた基礎インフレ率は2.3%で、前月から0.4ポイント縮小した。

項目別では「食品・非アルコール飲料」が4.6%上昇したほか、「宿泊・外食」は2.7%、「雑貨・サービス」は2.5%、「運輸(自動車用燃料を含む)」は2.4%、「娯楽・文化」は1.6%、「アルコール飲料・たばこ」と「住宅・上下水道・電気・ガス・その他の燃料」はどちらも1.5%、「教育」は1%の幅で上昇した。

一方、「医療」は0.2%下落した。「郵便・電気通信」は横ばいだった。

同国のインフレ率は2014年1月以降、ゼロからマイナスの水準が続いていたが、16年7月のマイナス0.9%を底に上昇に転じている。17年は6月の1%から0.1~0.4ポイントずつ上げ幅を拡大して加速傾向にあった。

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