白物家電のゴレニア、アジア3社が提携先候補に

スロベニア白物家電大手のゴレニアは14日、身売り先の候補をアジア3社に絞り込んだと発表した。財務・法務調査(デューディリジェンス)などの手続きを経て、5月8日まで買収提案を受け付ける。

ゴレニアによると、候補の3社は全て白物家電メーカーで、同社の過半数株を取得する意向を示した。候補企業は今月23日からデューディリジェンスに入る。来月にはゴレニエ工場の見学、経営首脳との会談が予定される。

ゴレニアは昨年、長期成長を確保するため他社と戦略提携する方針を固め、白物家電業界大手への打診を開始した。提携を通してブランド力の強化、有力な販売チャネルへのアクセス、商品刷新と事業デジタル化の加速を図る戦略だ。

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