トルコの12月失業率10.4％、前月から悪化

トルコ統計局（TUIK）が15日発表した2017年12月の失業率は10.4％となり、前月から0.1ポイント悪化した。前年同月比では2.3ポイント低下した。

15～24歳の若年失業率は前年同月比で4.8ポイント低下し19.2％となった。15～64歳の就業年齢層では2.3ポイント低下の10.6％に改善した。

労働参加率（LFPR）は52.4％で、前年同月比で0.8ポイント上昇した。性別で見ると、男性は71.7％、女性は33.5％で、それぞれ0.2ポイント、1.3ポイント上昇した。

就業者数は前年同月比で161万9,000人増えて2,828万8,000人となった。業種別の内訳は、農業が18.3％、鉱工業が19.5％、建設業が7.3％、サービス業が55％となっている。

失業率は2017年1月、10年以降で最も高い13％をつけたが、5月には10.2％まで改善した。その後7月に10.7％まで悪化したものの、11月は10.3％に下がっていた。