トルコのテキスタイルメーカー、アキナル繊維(Akinal Tekstil)は先ごろ、エストニアに工場の設置を計画していることを明らかにした。子会社のアストン合成(Aston Synthetics)を通じ、主に乳幼児向け衣服や衛生・医療用品を生産する。第一期の投資額は約1,400万ユーロ。同社にとり初の外国進出となる。
工場は首都タリン近郊のネハトゥ(Nehatu)物流団地に設置する。完成後の床面積は1万1,000平方メートル。
エストニアの投資促進機関であるEASのセリラント所長によれば、今回の投資は外資系企業による同国史上最大の案件だという。新工場では自動化技術を導入するため雇用は少人数にとどまる。
アキナルはトルコ南東部のガズィアンテプに本社と工場を構える。