オランダのITサービス大手セントリックがリトアニア第2の都市カウナスに拠点を開設した。今後3年間で約200人を雇用する見通し。現地英字紙『バルティック・コース』が21日に報じた。
同社は2月中旬、北西部レンキマイで新会社セントリックITソリューションズ・リトアニアを設立し、同国事業を本格化させていた。カウナスを選んだ理由として、「テクノロジー分野での長い伝統と、カウナス工科大学(KTC)から優秀な人材を見込めること」を挙げた。
リトアニアのスクヴェルネリス首相は「外資系企業による投資は雇用を創出するだけではなく、セントリックのように国の投資環境全体の改善につながる」と語った。
セントリックは本社をオランダのゴーダに置き、ベルギー、ドイツ、スイス、ルーマニア、ノルウェー、スウェーデンに子会社がある。法人向けIT・プログラミングサービスを手がける。従業員総数は約4,300人。