チェコのシュコダ自動車は12日、1-3月期の販売台数が31万6,700台となり、前年同期から11.7%増加したと発表した。3月単月でも前年同月比10.7%増の12万200台に拡大。3月、1-3月とも過去最高を記録した。主力の欧州や最大市場の中国が好調だったほか、2つのSUV新モデルと主力モデルの「オクタビア」がけん引した。
1-3月期の販売を地域別にみると、西欧は6.3%増の13万300台で、主力のドイツは9.4%増の4万4,600台だった。
中欧は7.5%増の5万6,900台。本国チェコは3.2%増の2万5,400台だった。
ロシアを除いた東欧は15.4%増の9,800台。ロシアは33.1%増の1万6,900台で、3月単月でも33.6%増の6,500台に拡大した。
中国は1-3月が18.6%増の7万9,200台で、3月単月では29%増の2万8,100台に伸びた。
販売数をモデル別にみると、1-3月期では「オクタビア」が10万5,700台と2.6%増加した。昨年2月に投入した大型SUV「コディアック」は3万8,100台と好調で、10月末に発売を開始した小型SUV「カロック」も1万7,100台と順調な滑り出しを見せた。