米コンタクトレンズ大手、ハンガリー工場を強化

コンタクトレンズ大手の米クーパービジョンがブダペストの南東に位置するジャール工場を強化する。使い捨てレンズ「クラリティ」の需要が増えていることに対応する措置で、今後2年間で80億フォリント(約2,560万ユーロ)を投じ、生産能力を倍増する。約400人の雇用創出が見込まれる。

今回の増産計画では、ITシステムの導入で既存生産施設の自動化を進める。生産面積を3割増やし、年産能力を現行の6億枚から12億枚へ引き上げる。また、配送センターを設け、国内および中欧諸国への供給体制を整える。

クーパービジョンは2014年に英同業サフロンを買収してジャール工場を引き継いだ。製品のほとんどは国外市場向けで、約100カ国に輸出している。(1HUF=0.43JPY)

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