トルコの3月インフレ率10.2%、4カ月連続で低下

トルコ統計局(TUIK)が先ごろ発表した3月の消費者物価指数(CPI)の上昇幅は前年同月比で10.2%となり、前月の10.3%から0.1ポイント低下した。インフレ率の低下は4カ月連続。過去12カ月の平均上昇率は11.1%だった。

分野別にみると、構成比重の大きい「運輸(自動車用燃料を含む)」が13.4%、「食品・ノンアルコール飲料」が10.4%上昇した。ほかに上昇幅が大きかったのは、「家具・家庭用品」(15.4%)、「宿泊・外食」(11.7%)、「教育」(10.9%)、「その他の商品・サービス」(10.9%)、「衣類・靴」(10.7%)だった。

上げ幅が最も小さかったのは「アルコール飲料・タバコ」(0.9%)だった。「通信」は前月(0.1%減)からほぼ横ばいだった。

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