安川電機がスロベニアに追加投資する。この秋に開所予定の南部コチェーヴィエの産業用ロボット工場に隣接して部品工場を建設する内容で、このほど同国技術省及びコチェーヴィエ市と提携意向書を交わした。来年4月ごろに着工する見通し。投資額は明らかにしていないが、現地メディアによれば2,500万ユーロ強で、最大250人の雇用創出が見込まれるという。
コチェーヴィエの産業用ロボット工場は昨年11月から建設中で、投資額は2,500万ユーロ。欧州需要の70~80%をカバーできる能力を持つという。
安川電機は人材養成を目的に、研究開発センターも設立する計画だ。同センターを通じて、スロベニアの大学・研究機関との提携強化を図る。