通信機器大手エリクソン、ハンガリーに新社屋開設

スウェーデン通信機器大手エリクソンは5月29日、ハンガリーのブダペストに同国の本拠となる新社屋「エリクソンハウス」を開設した。研究開発(R&D)部門のほか、これまで分散していた複数の事業本部と営業サービス部門を集約する。従業員1,700人のうち1,400人が主にR&D業務に携わることになる。

新社屋は面積2万4,000平方メートル。地元デベロッパーのウィングに工事を委託し、同社から7年契約で賃借する方式を採用した。

エリクソンは、「開発エンジニアの成果の大きさが、ハンガリーR&D事業の継続的拡大につながっている」と指摘した。また、ブダペスト工科経済大学(BME)と提携強化で合意したことを明らかにし、長期的な協力を通じて戦略的能力を培っていく方針を示した。

エリクソンはハンガリーでおよそ2,000人を雇用する。

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