ハンガリー、1-3月期は4.4%成長

ハンガリー中央統計局(KSH)が5日発表した2018年1-3月期(第1四半期)の国内総生産(GDP、速報値)は前年同期比で4.4%増加し、上げ幅は14年4-6月期以来の高水準となった。

分野別では鉱工業が前年同期比2%増、製造業が2.5%増となった。また、2017年に大きく落ち込んだ建設業は23%増と、前期(25%増)に続いて大きく改善した。サービス業は4.9%増。特に情報通信が11.7%増と好調だった。農業は0.6%減と引き続き低調だった。

最終消費支出は5.0%増。うち個人消費が5.1%、政府支出が4.6%増だった。活発な建設・設備投資を追い風に、総固定資本形成は17.1%の大幅増となった。

貿易収支は輸出が3.5%増、輸入が3.8%増で、6,710億フォリント(21億870万ユーロ)の輸出超となった。(1HUF=0.41JPY)

上部へスクロール