チェコ統計局(CSU)が14日発表した2018年4-6月期(第2四半期)の国内総生産(GDP、速報値)は実質ベースで前年同期比2.3%増となり、伸び率は17年10-12月期の5.5%、18年1-3月期の4.2%から2カ月連続で縮小した。前期比(季節調整後)では0.5%増で、前期から横ばいだった。
経済成長をけん引したのは引き続き個人消費と企業投資だった。前期に低調だった輸出も回復し、成長に貢献した。産業別に見ると、製造業、商業、建設業の活動が特に活発だった。
労働市場も引き続き堅調で、雇用は前年同期比で1.9%、前期比で0.6%増加した。