独ポンプ製造大手ヴィロ(WILO)がカザフスタンで生産を開始する。カザフスタン政府が17日明らかにしたもので、今月末に南東部アルマトイ州のイレ地区に設置した工場で開所式を行う。新工場は従業員50人超の体制で、エネルギー効率の良いポンプを製造する。
カザフスタン工場ではコンソール型ポンプ、加圧および消火用のポンプステーション、デュアルインレットポンプなどの製造に注力する。年間生産量は約570基を予定する。
ヴィロは冷暖房・空調システムや水道・下水処理用のポンプ、ポンプシステムおよび関連装置を製造する。世界60カ国に事業拠点を構える。2017年の売上高は14億2,480万ユーロ、純利益は8,590万ユーロだった。