チェコの8月インフレ率2.5%、再び上昇

チェコ統計局(CSU)が10日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で2.5%上昇し、上げ幅は前月から0.2ポイント拡大した。インフレ率の上昇は2カ月ぶり。

構成比重の高い「住居・水道光熱費」が3.2%増加(前月は2.9%増)、「食品・非アルコール飲料」は0.6%増加(前月は0.1%減)して全体を押し上げた。「自動車燃料含む運輸」(4.8%)、「医療」(3.8%)、「その他の財・サービス」(同)、「ホテル・レストラン」(3.6%)も上昇幅が大きかった。

「衣料品・靴」は1.4%、「郵便・通信」は1.5%下落した。

同国のインフレ率は昨年10月の2.9%から今年3月に1.7%まで下がった後、6月は2.6%まで上がっていた。過去12カ月(2017年9月~18年8月)の平均インフレ率は2.3%。

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