ポーランド最低賃金、来年は2,255ズロチに

ポーランド政府は11日、来年から最低賃金を2,255ズロチ(約522ユーロ)に引き上げることを閣議決定した。当初予定していた2,220ズロチより上げ幅を拡大する。時給では14.70ズロチとなる。

今年の最低賃金は2,100ズロチで、来年はこれより7.1%増加することになる。平均賃金に対する比率は47.2%と予想されている。

政府は今年6月、来年の最低賃金を2,220ズロチに定めることを閣議決定していた。主要紙『ジェチポスポリタ』によると、先月末の労組「連帯」との協議を受けて、35ズロチの上乗せを決めた。

ポーランドの今年1-3月期の平均賃金は4,622ズロチだった。(1PLN=29.99JPY)

上部へスクロール