チェコの9月インフレ率2.3%、2カ月ぶり低下

チェコ統計局(CSU)が9日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で2.3%上昇し、上げ幅は前月から0.2ポイント縮小した。インフレ率の低下は2カ月ぶり。

「娯楽・文化」が前月から2.6ポイント減の0.4%増にとどまったほか、構成比重の高い「自動車燃料含む運輸」は同1.6ポイント減の3.2%、「ホテル・レストラン」は同0.5ポイント減の3.1%の上昇にとどまり、全体を押し下げた。

上昇幅が大きかったのは、「その他の財・サービス」(4.1%)、「住居・水道光熱費」(3.4%)、「アルコール飲料・タバコ」(3.3%)、「医療」(3.2%)だった。

同国のインフレ率は昨年10月の2.9%をピークに下降を続け、今年3月は1.7%まで下がっていた。過去12カ月(2017年10月~18年9月)の平均インフレ率は2.3%。

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