サウジアラビアのアルファレ・エネルギー相はこのほど、ロシアのテレビ局のインタビューで、「国営石油会社サウジアラムコとサウジ基礎産業公社(SABIC)がロシア化学大手のシブールと共同で、ロシア国内に石油化学プラントを建設したい意向だ」と話した。
サウジアラビアは同国東部のジュバイルに合成ゴム工場を設置する計画に関連し、仏トタル、中国石油化工(シノペック)、シブールと交渉中。シブールは、インドでも合弁ゴム生産プロジェクトに取り組んでいることに触れ、サウジアラビアでも同様に、ロシアの技術を採用した工場を建設したいと意欲を示している。