仏ヴェオリア、タシュケント市上下水道サービス受注

仏公益事業会社ヴェオリアがウズベキスタンの首都タシュケント市の上下水道運営を受注した。10月に同市と交わした同サービス刷新プロジェクトの一環で、契約期間は25年。来年上半期に契約が発効する見通しだ。推定受注額は約15億ユーロに上る。

ヴェオリアは首都の人口約300万人への上水道施設の運営とサービス提供のほか、上下水道の開発および刷新などを任される。フランス型コンセッション方式であるアフェルマージュ契約で、施設の所有と最終運営権限は市が保持したうえで施設の運営を民間企業に委ねる。施設等の投資資金調達と建設は市が行う。

水道事業部門ヴェオリア・ウォーターは2017年末時点で、世界中で浄水場4,117、下水処理場2,878を運営し、9,600万人の上水供給、6,200万人の下水処理を行った。売上高は前年比1.6%増の111億ユーロで、特に中東欧事業が9.4%増と大きく伸びた。

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