日産自動車 は先ごろ、ロシア・サンクトペテルブルクの日産テクニカルセンター・ヨーロッパ(NTCE)内に、研究施設を新設したと発表した。ロシア市場のニーズを吸い上げ、顧客の要望にマッチした車両開発や技術研究を促進するのが狙い。
新施設の総面積は4,170平方メートルで、最新の実験・試験設備を導入した。従業員数は120人。
2005年設立のテクニカルセンターは、日産車をロシアの厳しい気候や道路環境に適応させるための技術改善プロセスに大きく貢献してきた。新施設の開設は「ロシア市場における事業強化を示すコミットメントである」と同社は強調している。