ハンガリー中央統計局(KSH)が11月28日発表した2018年8-10月期の失業率は3.7%となり、前年同期から0.3ポイント低下した。失業者数は17万2,900人で、1万600人減少した。
若年失業率(15~24歳)は10.5%と、0.6ポイント改善したが、依然として高率だ。失業者の5人に1人が若年層となっている。
働き盛り世代(25~54歳)は0.1ポイント減の3.3%、高年齢層(55~74歳)は0.6ポイント減の2.5%に低下した。
男女別では男性が0.1ポイント減の3.3%へ、女性も4.1%へ0.4ポイント改善した。
平均失業期間は15.1カ月で、1年以上の長期失業者が全体の41.1%を占めた。
10月末現在の求職者数は24万4,000人で、1年前から6.1%減少した。