ブルガリア経済省は11月末、新たに3件の投資プロジェクトを対象に、法令に基づく優遇措置を適用することを認可した。プロジェクトの投資額は計3,600万レフ(約1,840万ユーロ)超で、約400人の雇用創出を予定する。これにより同法のもとで助成を受けるプロジェクト数は今年23件となり、総投資額は8億レフ、雇用創出数は約2,000人に上る。
3件のプロジェクトのうち、空調システム管理装置製造のベル・ヘラ・サーモコントロールの生産能力拡張計画は投資額が約3,160万レフで最大規模となる。ソフィア郊外のボズリシュテ経済地区に新工場を建設し、約250人を新規雇用する。このほかターボ部品メーカーのターボ・ギャラントはターボチャージャーの修理工場建設に400万レフ、ソフト開発会社アクシディアは新アプリ開発に72万レフを投資する。
経済省はまた、道路インフラ公社による交通渋滞改善のための迂回路建設プロジェクトに対し、81万レフ超の助成金供与も決めた。同プロジェクトに参加するロロスト・グループ(投資額1,080万レフ)とインターリンク(同670万レフ)も投資インセンティブを受ける。(1BGN=65.96JPY)