ハンガリー12月インフレ率2.7%、2カ月連続で低下

ハンガリー中央統計局(KSH)が15日発表した2018年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.7%増となり、上げ幅は前月から0.4ポイント縮小した。インフレ率の低下は2カ月連続。

品目別では自動車燃料を含む「その他の製品」が1.5%の上昇にとどまり(前月は4.5%)、全体を押し下げた。上昇幅が大きかったのは「アルコール飲料・たばこ」(5.2%)と「食品」(4.7%)。ほか、サービスは2.3%、「その他の燃料・電力」は1.2%、「衣料品・靴」は0.7%、「耐久消費財」は0.5%拡大した。

価格変動の激しい食品と燃料を除いた基礎インフレ率(季節調整済み)は2.8%で、前月から0.2ポイント拡大した。

同国のインフレ率は昨年2月の1.9%を底に上昇に転じ、10月には3.8%に達していた。

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