トルコ統計局(TUIK)が15日発表した2018年10月の失業率は11.6%となり、前月の11.4%から0.2ポイント悪化した。失業率の上昇は6カ月連続。前年同月比では1.3ポイント上昇した。
失業率は昨年、1月の10.8%から4月には9.6%まで改善したものの、その後は上昇へと転じた。上げ幅の合計は2ポイントに上る。
労働参加率(LFPR)は53.7%で、前年同月比で0.6ポイント上昇した。性別でみると、男性は73%、女性は34.8%で、どちらも0.6ポイント増加した。
就業者数は2,887万人で、前年同月を22万5,000人上回った。業種別の内訳は農業が18.5%、鉱工業が19.7%、建設業が6.7%、サービス業が55%だった。