ロシアのディスカウントスーパーであるメレ(Mere)がドイツ第1号店を臨時休店した。売れ行きが予想を上回り、商品の仕入れが追い付かなくなったためだ。
メレのドイツ第1号店は先月28日、ライプツィヒで開店した。シュニッツェル(ドイツ風カツレツ用豚肉)1キロが3ユーロ、ミートローフ500グラムが1ユーロ以下という競合もびっくりする低価格で市内だけでなく近隣地域からも客を集めた。このため、売り切れる商品が続出し、4日と5日の2日間は店を閉めることになった。
メレを運営するトルグセルヴィス(Torgservis)は2009年、セルゲイ、アレクセイのシュナイダー兄弟がシベリアのクラスノヤルスクで設立した。メレでは食品のほかペット飼料、化粧品も扱う。旧東ドイツ地域で100店舗を出店する目標だ。