ベラルーシとインドが医薬品分野での提携を強化する意向だ。ベラルーシ上院のミャスニコヴィッチ議長はこのほど、チョカニ駐ムンバイ・ベラルーシ名誉領事と会談し、新たなプロジェクトの立ち上げに向けて、今年8月にミンスクでミャスニコヴィッチ議長とインド、バングラデシュ、スリランカのベラルーシ名誉領事が会合を持つことで合意した。
ベラルーシではインド資本が参加する製薬企業が、北部ヴィーツェプスク州ベシャンコーヴィチと西部フロドナ州スキデリ、中部ミンスク州コリャジチに生産拠点を整備中だ。このほか、昨年8月にはインド後発医薬品大手のシプラ(Cipla)とベラルーシ国立科学アカデミーの合弁生産計画が始動した。ミャスニコヴィッチ議長は同計画の実施をスピードアップするため、特定の期日を前倒しすることを提案した。